2015/06/26
今回のテーマは『運動不足』です。
運動不足で肩こりが悪化する原因はなんでしょう?
言い出せばいくつもあるのですが、筋肉が弱くなって肩凝りになるお話をします。
運動不足になると当然、使われない筋肉が弱くなります。
弱くなると体を支えるのも大変になるので筋肉が疲れやすくなってしまいます。
この段階で肩こりを感じるようになりますね。
さらに、疲れきって支えられなくなれば当然ですが、姿勢は悪くなります。
姿勢が悪くなると、バランスが悪いという事なので筋肉の力がいつも以上に必要になります。
支えきれないどころか、余計に負担が増えて疲れ、肩こりが悪化するのです。
硬く疲れた筋肉というのは、栄養・酸素不足と老廃物の蓄積が起こってしまい強い症状を起こします。
ここで、一つ朗報があります。
実は栄養や酸素、老廃物だけに焦点を絞るならば、運動を少しするだけでも体は劇的に変化するのです。
こんなデータがあります…
じっとしている時は血液全体の20%ほどしか筋肉には流れていません。
ですが運動をして心臓がドキドキすると80%もの血流が筋肉に流れるのです。
この豊富な血液は、多くの酸素や栄養を運び、老廃物を洗い流してくれます。
弱った筋肉が一気に活性化し肩こりを楽にしてくれるのです。
これはあくまで一時的なものだと肩こりコラムの最初でお話ししました。
ですが、入り口として捉えると非常にいいと思います。
体を動かすと楽になる。
その理由もわかっている。
これがわかれば必要最低限の運動をする気になるのではないでしょうか?
次第に運動をするのも苦ではなくなり、自然と体を動かす時間を確保するようになるのではないでしょうか?
元気のいい活発で強く柔軟な筋肉を維持する事は、とても大切です。
ですが、無理をして激しい運動をしようとすれば長続きはしないもの…
自分にあったペースで、出来そうなことから運動を始めることをお勧めします!