HOME > スタッフブログ >膝に水が溜まるって、どういうこと?
2015/08/15
膝の水でお困りの方もいると思います。
これは関節内にダメージが及んでいると起こる現象なのですが、すごく悪いイメージが先行してしまっている印象を受けます。
膝に水が溜まったら、水を抜いたほうが良い!というわけではありません。
体の防御反応で水が溜まるということは、水を溜める必要があるという事です。
そもそも膝の水とは『滑液』と言われる潤滑液=天然のヒアルロン酸なのです。
人間の体は自身を守るために様々な反応をします。
非常によくできているのです。
ただ、これも量によりますので、溜まりすぎは抜くことになります。
少量の水が溜まっている場合は、包帯やテーピングで圧迫を加えることで吸収を促すこともできます。
何よりも大切なことは、膝に水がたまる原因をつきとめて、それを取り除いてあげる事なのです。
O脚などで軟骨が片側だけ削れてしまう状態などが原因になります。
これを『変形性関節症』といいます。
片側ばかりに骨や軟骨を削るストレスがかかる…
これを取り除かない限りは、何度でも膝に水は溜まり痛みも引くことはありません。
膝の痛みだけでなく、膝の水も体の歪みから起きているというお話でした。