HOME > スタッフブログ >脳脊髄液減少症と交通事故の関係とは?(三鷹駅前太子堂交通事故ブログ)
2015/08/31
交通事故コラム第一回目…だいぶコアなお題です!
みなさんは脳脊髄液減少症というものをご存知でしょうか?
そこまで多くはないのですが、交通事故後に発症することがあります。
中枢神経を保護するなどの作用がある脳脊髄液なのですが、これが何かの原因によって減少してしまう疾患です。
交通事故では強い衝撃で、脳脊髄液を入れておく袋に穴があいてしまうのです。
天気に伴う気圧の変化などで強い倦怠感や頭痛、背中や首の強い痛みなどが出てきます。
整骨院ではよほど意識してみていないと見落とされます。
ドクターによる精密検査でも見落とさることが多くあり、後で見つかる物がほとんどです。
治療法としてはブラッドパッチといわれる血液の凝固作用を使った注射などが行われています。
こんなコアな疾患を第一回目に持ってきたのには理由があります。
交通事故コラム共通のテーマとして言いたいことなのですが『事故の後遺症を絶対に甘く見ないでください!』ということです。
原因不明のまま放置していい問題ではないのです。
幅広い知識をもって、毎回の通院のたびに注意深く観察する。
治療を継続しながら、症状の改善具合をしっかりと把握・評価しているなかでの『適切なアドバイス』を受ける。
早い段階で原因に気づくためにも、早い段階から信用の出来る場所に通院し、原因を早期にハッキリさせることがとても重要なのです。
ただマッサージをするだけの交通事故治療に意味はありません!