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2015/07/17
O脚でお悩みの方は多いと思います。
そんな中で、よく聞く声がO脚って本当に整体でよくなるの?
という声です。
最近特に感じるのが、O脚治療をあきらめている患者さんが増えているという事です。
腰の痛みや膝の痛みの治療をしている方に『O脚も治療しましょう!』と良く言うのですが、半信半疑という反応をされる事があります。
お話を伺ってみると、以前にもO脚治療を受けたけれど効果がなかったという話に、毎回なるのです。
お金をたくさんかけたけど治らなかった、騙されたと感じている方が多くいます。
世に出回るO脚強制の治療手技・書籍・健康器具…
何が本当で何が嘘なのでしょうか?
実は、そのどれもが本物で効果があるのです。
ではなぜO脚治療は効かないものだと感じている方が多いのでしょうか?
その答えは、全ての人に共通した治療法はないためです!
O脚のメカニズムはたった一つではなく多く存在しています。
以前に捻挫のお話をしたときに、捻挫が原因でO脚になると話をしました。
それ以外にも、猫背もO脚の原因になります。
まだまだ数えきれないほどの理由があるのですが、今回はそこまでお話はしません。
今回お伝えしたいのは捻挫や猫背ではO脚のメカニズムが大きく違うということです。
O脚を見るときは、膝の離れ具合で見ると思います。
捻挫でも膝と膝の隙間は多くなります。
猫背でも膝と膝の間は広がります。
では何が違うのでしょう?
この二つの大きな違いは、原因が下から上に波及するのか、上から下に波及するのかです。
下から上を『上行性の運動連鎖』上から下を『下行性の運動連鎖』などと言います。
原因がある部位によって治療は真逆になることもあります。
ということは同じO脚治療では悪化してしまう可能性もあるということになるのがわかると思います。
O脚のメカニズムは複雑です。
複雑な連動をしっかりと把握し治療している先生が少ないように感じます。
悲しい事なのですが、O脚治療の方法が一種類しかないなんてお店も多いのです。
しっかりと治療院選びをして頂きたいと、切に思っています。